中国のCRRC鉄道技術を警戒、米政府へ調査要請

5月19日、米上院民主党のシューマー院内総務は、ニューヨーク市が中国国有の中国中車(CRRC)が設計した新たな地下鉄車両を調達する可能性について、国家安全保障への脅威となるかどうかを調査するよう米政府に要請しました。「サイバー戦争に関する知識や、全米の交通やインフラの拠点に対する最近の攻撃」を踏まえて、商務省は信号やWi-Fiも含めたニューヨーク地下鉄に関するCRRCの提案や作業について徹底的に調査すべきだ」としています。
5月16日の議会公聴会で、米国内のプロジェクトへの参加を安全保障上の懸念から制限するための審議が行われ、議員からはCRRCについて懸念の声が噴出していました。

InnoTrans 2018

InnoTrans 2018(2018年9月19日-ベルリン) / CRRC

世界最大の鉄道車両メーカーCRRC(China Railway Rolling Stock Corporation)は、ベルリンで多数の業界リーダー、鉄道ファン、メディア関係者に最新の炭素繊維の地下鉄車両「CETROVO」を披露しました。この新型車両はこれまでの鉄製ないしアルミニウム製地下鉄車両よりも13%軽量で、同社製としては今まで最軽量かつ最もエネルギー効率に優れているとしています。

新型車両には、将来を考慮してデジタル時代の旅客移動のための「マジックウインドー」やタッチスクリーン対応ミラーなど、さまざまな「インテリジェントな」デザイン機能も備わっています。

トランプ政権は、安全保障上のリスクを理由に、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を追加しています。

CRRCは「優秀な国際企業を構築する」ことを目的とし、2017年には315億3800万米ドルの年間売上高を擁する世界最大の鉄道輸送機器会社の1つとなっています。同社は世界26カ国・地域に83支店、13の海外研究開発センター、米国、インド、マレーシア、南アフリカなどに現地生産拠点を持ち、製品は6大陸の104カ国・地域をカバーしています。

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