1826年(文政9年)に世界初の写真がジョセフ・ニエプス(Joseph Niépce)によって撮影されてから約2世紀になります。今では1日で何十億枚の写真が撮られています。米国のタイム誌が3年をかけた写真プロジェクト「100 Photographs」があります。このプロジェクトでは1826年から2015年までに撮影された、世界に大きな影響与えた写真100枚を選び発表しました。記憶に刻まれた興味深い写真が多数掲載されています。

Lunch Atop A Skyscraper: The Story Behind The 1932 Photo | 100 Photos | TIME / YouTube

写真のタイトルは「摩天楼の頂上でランチ」 (Lunch Atop A Skyscraper / 100photos)です。1932年9月20日に、建設中の超高層ビル・地上256メートルで、安全帯も付けず鉄骨(横桁)に腰掛け、足をぶらつかせながら昼食をとる11人の建設作業員を撮っています。作業員たちはアイルランド系の移民と推察されています。

ロックフェラー・センターにあり、完成を間近に控えたRCAビル(1986年にGEビルディングに)のプロモーション・キャンペーンの一環として撮影されましたが、米国の工業化と移民、復興と野心、辛い仕事と大いなる希望があったことを表現している写真として人気があります。

いかにもNYらしいユニークな街角アートとして、またバージョン・アップして「色付き」になっているということで、ニューヨーク在住のりばてぃさんがこの写真の「実物大彫像」を紹介しています。

1枚目は、1826年に撮られたとされる「ル・グラの窓からの眺め」、原版が現存する世界最古の写真です。100枚目の写真は、2015年に撮られたシリア難民と見られる衝撃的な「アイラン・クルディくん(3歳)の溺死写真」です。一枚の写真が私たちに語りかけます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください