夕張のドキュメンタリー映画「ユーパロのミチ」(伊藤詩織)

夕張と聞いて何を思い浮かべますか? メロン? 炭鉱? 財政破綻した街? 高齢化? 私自身はこんな言葉達でしか夕張を知りませんでした(伊藤詩織/Website
伊藤詩織さんは、「2015年に起きたある出来事がきっかけで日本で仕事を続け生活して行くことが難しくなった時、自分の生まれ育った馴染みのある街や人、ジャーナリストになるという夢がどんどん離れて行くような絶望的な体験の中で出会ったのが夕張でした。夕張の人々にインタビューをして行く過程を通して、新しい自分の”帰りたい”と思えるような”ふるさと”と人々に出会いました」と語ります。

夕張のドキュメンタリー「ユーパロのミチ」 / Hidemi Shinoda

監督の伊藤詩織さんが夕張を初めて訪れたのは、2015年に孤独死(LONELY DEATHS)の取材をしている時だそうです。高齢化問題はメディアでよく取り沙汰されるテーマですが、取材を通して個人的に強く感じたのは「孤独死は高齢化」ということよりも、「人との繋がり」に関わる現象と語ります。

夕張の人の豊かさ、暖かさから学ぶことはとても多く、そんな温度感の伝わる作品にしたいという気持ちで、報道番組ではなく自主制作の映画として作品制作を進めて来たそうです。

ユーパロのミチ 予告編 / Shiori Ito (Hanashi Films)

伊藤詩織さんは、2020年にこの作品を完成させることを目指しています。「制作のラストスパートに皆さんのサポートが必要です。ぜひ一緒にこのドキュメンタリーを完成させる仲間になっていただけたら嬉しいです」と、クラウドファンディング(MotionGallery)で目標金額500万円の支援を呼びかけています。
夕張を記録することで、これからの日本が直面する問題や、変わりゆく中で大切にすべきことのヒントが見えてくると語ります。このドキュメンタリー映画制作を応援しています。

ユーパロのミチ 予告編 from Shiori Ito (Hanashi Films) on Vimeo.

この作品を制作しているのは、ロンドンを拠点にしたドキュメンタリー制作会社 Hanashi Filmsです。ハンナ・アクビリン(Hanna Aqvilin) さんと、伊藤詩織(Shiori Ito)さんの二人の名前を合わせたこの社名は、真実のストーリー(Hanashi)を伝えることをモットーに設立されました。世界各国のジャーナリスト、ドキュメンタリーフィルムメーカー達と様々な地域でドキュメンタリー制作に取り組んでいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です