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現代を生きるアイヌ民族ドキュメンタリー映画「Ainu|ひと」

現代を生きるアイヌ民族を伝えようと、北海道平取町で暮らす4人の古老を記録したドキュメンタリー映画「Ainu|ひと」です。この映画を監督したのは、ニューヨーク在住の映像作家・溝口尚美さんです。平取町で暮らすアイヌ民族の人々や、二風谷アイヌ文化博物館の協力のもと、制作過程でも意見交換しながら地域との協働で完成させました。

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ドキュメンタリー映画「Ainu|ひと」/ 監督:溝口尚美

溝口さんは、南米を中心に先住民族に対する映像支援を行う中で、自分が生まれた国の先住民族について何も知らないことを実感し、2008年に初めて平取町を訪れたといいます。本格的に制作準備を開始したのは2015年から。ニューヨークと北海道を行き来し、映画にも登場するアイヌ民族の古老の自宅にホームステイしながら、3年をかけて製作しました。

溝口さんは「若い世代も精力的に活動している。この映画をきっかけに、現代を生きるさまざまなアイヌの「ひと」を多くの方に知ってもらえたら」と語ります。札幌の上映はシアターキノ 27周年記念第2弾として、ゲストに萱野志朗さん(萱野茂二風谷アイヌ資料館館長)を迎え4/26(金)に特別上映されます。

この映画の製作・監督・撮影・編集を務めた溝口尚美さんは、兵庫県出身、ニューヨーク在住です。1992年に映像プロダクションに入社し、映像制作の「いろは」を覚えます。1995年よりフリーランスとして、関西を拠点にテレビ・VP・CM・映画など、様々な分野の映像制作に携わっています。

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