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ジェンダー・ギャップ指数2015 日本101位(Global Gender Gap Report 2015)

世界経済フォーラムのグローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2015年度版(GGGR 2015)によると、健康、教育、経済・政治活動への参加と機会における男女格差は、過去10年間で4%しか縮まっていません。特に経済面では、賃金および労働条件の平等に向けたプロセスは2009/2010年から失速し、縮小率はわずか3%に留まっています。

GGGRが初めて発行された2006年に男性が得ていた収入レベルに、、2015年の今になってやっと女性が達したことが分かります。このような軌跡に沿って推定すると、経済面でのギャップが完全に解消されるのは2133年、今から118年も要することになります。

Global Top 10 / WEF
Global Top 10 / WEF

トップ10には、14位の上昇を遂げたスロベニア(9位)、そして3位上がったスイス(8位)とニュージーランド(10位)が新しく加わりました。

米国(28位)は、賃金格差レベルが下がり、政府大臣の構成に変化があったため、2014年から8ランク落ちました。

トップ20に入る経済主要国では、ドイツ(11位)、フランス(15位)、および英国(18位)があります。

日本は101位、2014年(104位)から僅かに改善を示していますが、主要先進国で最低レベルに変わりはありません。
G20の中で100位以下は、インド(108位)、韓国(115位)、トルコ(130位)、サウジアラビア(134位)です。日本は宗教(身分制度など)上の理由がある国々に近いと思ってしまいますが・・・。

<日本の分野別順位>
106位:Economic Participation and Opportunity:経済活動への参加と機会(給与、参加および指導的な地位)
84位:Educational Attainment:教育(基礎レベルおよび高等レベルの教育を受ける機会)
42位:Health and Survival:健康および生存率(平均寿命および性比)
104位:Political Empowerment:政治的エンパワーメント(意思決定の組織に入る権利)


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