萱野りえドキュメンタリー「Future is MINE アイヌ、私の声」

女性のエンパワーメントを目的とする短編ドキュメンタリー「Future is MINE -アイヌ、私の声-」が、令和2年度日本博主催・共催型プロジェクトの「日本博特別プログラム」での上映に続き、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」のノンフィクション部門に選出されています。アイヌに生まれた使命に悩む萱野りえ(カヤノ リエ)さんは、米国フロリダ州南部に居住して、独自の文化を築く先住民セミノール族を訪ね、自分が進むべき道を見出そうとします。

Future is MINE -アイヌ、私の声- / MINE(YouTube)

萱野りえさんは、アイヌが多く暮らす阿寒湖アイヌコタンに生まれ、アイヌの唄や踊りに囲まれて育ちました。成長してゆく中で、アイヌである自分を嫌になったことがあるというりえさん。信頼できる友人との出会いをキッカケに、アイヌ語で歌うボーカルグループMAREWREW(マレウレウ)の一員として、再びアイヌ文化と共に歩み始めます。しかし、自分の活動に限界を感じ、いつしか自信を失っていったのです。

結婚・出産を経験し、めまぐるしく過ぎゆく日々の中で、時間に限りがあることに焦りを感じたりえさん。一瞬立ち止まったときに湧き上がってきたのは、やはり自分のルーツであるアイヌへの想いでした。そんなとき、先住民セミノール族の人々との交流するチャンスが訪れます。同じ先住民として独自の文化を持つ彼らの姿に、彼女は何を学び、何を見出したのでしょうか。

監督の富田大智(Daichi Tomida)さんは、「歩き出した道の先が見えないとき、どうしたら良いのだろう。アイヌの唄や口承文芸を生業としようとする萱野りえさんが、ヒントを求めて米国の先住民族セミノール族を訪ねた旅を記録しました。今日からどう生きていこう、何が出来るだろうと考えるきっかけになれば幸いです」と語ります。

Future is MINE -アイヌ、私の声- / MINE(YouTube)

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