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視力が一番いい動物は?(TED-Ed: Thomas W. Cronin)

動物界には驚くほど多種多様な目があります。独立して回転する目もあれば、瞳孔がギザギザしているものもあります。保護のためのまぶたを持つものもあれば、血を吹き出すものもあります。では、どの動物の視力が一番いいのでしょうか? 暗闇で最もよく見えるのはどれでしょうか? 最も細部まで見えるのはどれでしょう? 最も色が見える動物はどれでしょう? そして最後に、どれが最も速い動きを感知できるのでしょうか? トーマス・W・クローニン(Thomas W. Cronin)さんが解明します。

Which animal has the best eyesight? – Thomas W. Cronin

最も細部まで見えるのはどれでしょう? 最も鋭い視力といえば猛禽類に軍配が上がります。細部をとらえるため、目の中にたくさんの視細胞と、さらに高い視覚処理能力が必要です。猛禽類には、目の奥の黄斑部中心窩と呼ばれる特に深いくぼみがあり、そこに多くの視細胞が収まっています。そのためハヤブサは、人間の2倍以上の鋭い視力があり、3キロ以上離れた場所にいるウサギを見つけることもできます。

Which animal has the best eyesight? – Thomas W. Cronin

どれが最も速い動きを感知できるのでしょうか? 昆虫は飛んだままで世界を見る能力を身につけました。最速の動体視力には光の変化を素早く感知する視細胞と、情報を素早く処理する脳が必要です。1秒間に24コマの映画を見ると、私たちは動きをほとんど継ぎ目なく見ることができます。しかし、昆虫にはコマ送りに見えるでしょう。ハエの視細胞は人間の10倍の速さで変化を感知するため、ハエを捕らえるのは特に難しいのです。

動物は私たちが知る限り、何らかの点で最も優れた視覚がありますが、全ての面で優れた勝者は存在しません。視力にはトレードオフを必要とするため、各部門には異なるトップランナーがいます。つまり、高度に特化した目もあれば、私たちのように多くの部門でそこそこの性能を発揮する目もあるのです。サッカーボールほどの大きさの目から紫外線が見える目まで、世界を見る方法は生きる生物の数だけあるのです。

ネコの瞳孔はなぜ縦長なのでしょうか?(TED-Ed: Emma Bryce)


  • TED-Ed(サイト内検索) TED Education

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