議論が「のんき」すぎてお話にならない(デービッド・アトキンソン)

株式会社小西美術工藝社は、東京都港区に本社を置く、社寺等の伝統建築や邸宅の設計や施工、国宝や重要文化財などの文化財の修繕と補修を業務とする企業です。代表取締役社長のデービッド・アトキンソン(David Atkinson、1965年 – )氏は、2011年の社長就任以降に旧態依然とした業界の慣行を打ち破り、社の業務改革に努めたことがメディアに取り上げられました。
人口減少と高齢化という未曾有の危機を前に、日本人はどう戦えばいいのか。日本の文化財政策・観光政策にも提言を行ってきたアトキンソン氏が、ついにたどり着いた日本の生存戦略をまとめた「日本人の勝算」が2019年1月11日に刊行され、いまベストセラーになっています。

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義 / デービッド アトキンソン (著)

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義 ー主要目次ー
第1章 人口減少を直視せよ――今という「最後のチャンス」を逃すな
第2章 資本主義をアップデートせよ――「高付加価値・高所得経済」への転換
第3章 海外市場を目指せ――日本は「輸出できるもの」の宝庫だ
第4章 企業規模を拡大せよ――「日本人の底力」は大企業でこそ生きる
第5章 最低賃金を引き上げよ――「正当な評価」は人を動かす
第6章 生産性を高めよ――日本は「賃上げショック」で生まれ変わる
第7章 人材育成トレーニングを「強制」せよ――「大人の学び」は制度で増やせる

オックスフォード大学で「日本学」を専攻し、元ゴールドマン・サックスアナリストのデービッド・アトキンソン氏の12回連載記事(東洋経済オンライン)も4月5日で最後になりました。急速に人口減少と高齢化が進む日本に向けて、「日本人の議論は「のんき」すぎてお話にならない」とタイトルも刺激的です。

一年以内の人気順では1位が「人手不足は「労働条件が酷い」会社の泣き言だ」、2位「日本人が大好きな「安すぎる外食」が国を滅ぼす」、3位「「社員を解雇する権利」求める人が知らない真実」となっています。連載を興味深く読んでいました。

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