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ニューヨークで唯一の女性寿司職人はアーティスト(Oona Tempest)

Oona Tempestさんは、もともとアーティストになることを夢見ていて、ニューヨークのアートスクールを卒業しました。彼女の好きなテーマは「魚」でした。たまたま寿司屋「Tanoshi Sushi」で働いていた友人に交代してほしいと頼まれ、そこで、テンペストさんは「寿司の魅力」にハマったそうです。そして、熟練寿司職人のオグマ・トシオ(Toshio Oguma)さんに弟子入りしています。(2015 Munchies / YouTube)

テンペストさんは、2016年にわずか23歳で30歳未満のザガット・サーベイZagat)のTop30に入るシェフに選ばれています。伝統的な「寿司の世界」で自分の場所を追求し、ユニークな世界と食体験をニューヨーカーにもたらしています。(Vimeo)

One Woman – Oona / Matthew James Reilly

師匠のオグマ・トシオさんは「修行時代、体で覚えさせられた。殴ったり蹴ったり。ここでは同じことはしない。仕事に愛情を持って欲しいとお願いしてる」、そして「教えられた哲学は真心だった。常に美味しい料理が出せなくても、お客さんが来たら笑顔で迎える。真心の無い人間に美味しい料理は作れない。それが俺の哲学でもある」と、テンペストさんにも教えたそうです。

テンペストさんは「寿司職人になる決心をする前は、日本に行って翻訳の仕事をするつもりだった。寿司に夢中になった理由は味じゃない。フィーリングだった。手触り、温度、ご飯とのコンビネーション。あの感覚をもう一度味わいたいと思ったのを覚えてる」そうです。(2015 Munchies / YouTube)

日本の伝統的な「寿司の世界」は、古くから女性を排除してきました。いま、女性であるテンペストさんは一生「寿司の世界」と「創造性」を追求する覚悟です。多様性と異文化が交錯して「寿司の世界」を飛躍させます。

One Woman – Oona from Matthew James Reilly on Vimeo.

Meet Oona Tempest, one of the only female sushi chefs in NYC(Aug. 20, 2019 MSNBC)

The woman behind New York’s Sushi by Bae omakase eatery shows how she went from art school student to sushi sensation in an industry dominated by men.

「ニューヨークで唯一の女性寿司職人はアーティスト(Oona Tempest)」への1件のフィードバック

  1. ファイナルたかし(半分本名)

    みんなおいしそうに食べてるな!
    こういう素晴らしいものを見れただけでも良かった。
    オレが探していたものは、有りもしないものではなかった。
    世界のどっかに、ちゃんとあった。
    ありがとう。

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