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フランク・ロイド・ライト建築群が世界文化遺産に

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright、1867年6月 – 1959年4月)氏は、米国の建築家で「近代建築の三大巨匠」と呼ばれています。7月7日、世界遺産委員会(WHC)が、ライト氏が設計したグッゲンハイム美術館落水荘など、米国にある8件の有名建築物がユネスコ世界文化遺産に登録されることを決定したと発表しました。魅力的な建築群をニューヨーク在住のミキッシュ(mikissh)さんが紹介しています。

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Fallingwater house Mill Run, Pennsylvania. 1937. / Wikipedia

米国の建築分野の登録は初めてです。ユネスコは「顕著な普遍的価値」を登録の指標としています。登録の理由として、ライト氏の建物は、幾何学的な抽象化と空間を取り入れることで完成し、それは機能的かつ情動的欲求に対応する建築物であること。次に、これら建築物のデザインが、自然の形態と本質に基づくものであること。そして、進化する米国に対応するよう設計された建築であり、かつ、その魅力は普遍的であるとしています。

フランク・ロイド・ライト世界文化遺産8件

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Solomon R. Guggenheim Museum / Wikipedia

Mapping the Guggenheim from Obscura Digital on Vimeo.

米政府は推薦書で、将来の追加登録を目指す作品の一つとして兵庫県芦屋市の旧山邑家住宅(ヨドコウ迎賓館)を挙げています。ほかには、帝国ホテル旧本館自由学園明日館(東京)の設計でも知られています。

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