9月8日午後(日本時間)に発生したメキシコのチアパス州沖を震源とするマグニチュード8.1の大地震(チアパス地震)では、メキシコ南部のオアハカ州やチアパス州を中心に、広い範囲で建物が崩れるなどの被害が出ています。
メキシコ政府によると、これまでに90人の死亡が確認(9月9日14時)されたということですが、地震の発生から丸2日がたっても被害の全容はまだ明らかになっていません。
震源に近い南部のオアハカ州の都市フチタンでは崩れた建物の下敷きになるなどして少なくとも36人が死亡しています。フチタン市役所となりの市場が崩壊して、重機などを投入して懸命の救助活動が行われています。(動画を参照)
- メキシコ地震 死者64人に 救出活動続く(NHK 動画)
また、支援活動も始まっていて、メキシコ政府が派遣した医師たちが、被災者の健康状態を確認したり医薬品を提供したりしています。Googleのストリートビューは、地震前のフチタン市役所と活気ある市場周辺です。
- メキシコ沖で地震(キーワード / NHK News一覧)
- メキシコ地震特集(excelsior.com.mx) スペイン語サイト
- Periódico Excélsior(Twitter)