北朝鮮で、独自ブランドのタブレット型端末が主に学習用として人気を集めています。
金正恩体制は、事実上のミサイル発射である「人工衛星打ち上げ成功」を契機に、情報技術と教育の振興も体制強化に向けた重要な国家戦略に位置付けているようです。
商品名は、抗日闘争ゆかりの景勝地、「三池淵(Samjiyeon)」です。画面構成は、Googleの基本ソフト Android に似ており、ソフトの追加は可能ですが、インターネットには接続できません。
北朝鮮は、体制を不安定化する情報流入を警戒し、国民のインターネット接続を厳しく規制しています。しかしIT教育には熱心のようです。最高人民会議(国会)は9月、義務教育期間を11年から12年に延長することを決定。コンピュータに関する教育強化を柱の一つとしています。
韓国統一省の報道官は7日、北朝鮮の朝鮮中央通信の Website が5日にリニュアルされ、金日成主席が生まれた1912年を元年とする「主体102(2013)年」などと西暦と併記の表記がなくなったと明らかにしています。(1/14:いつの間にか、復活してます?)
- 正恩体制「ITと教育を強化」北、タブレット大人気 ネットつながらず…(産経ニュース)
- 朝鮮中央通信(北朝鮮の国営通信社、同国最大の報道機関:KCNA)
- KYODO NEWS(共同通信社のYouTube公式チャンネル)
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