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北海道さいはての情景「黄金道路とえりも岬」

黄金道路は、国道336号の「えりも町庶野(しょや)」から「広尾町音調津(おしらべつ)」の間33.5kmの通称です。急峻な日高山脈が海岸までせまった交通の難所で、黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用(総工費945,503円、約15億円/2017年換算)を投じて昭和9年10月(1934年)に開通、その後の改築工事(昭和61年完成)で2,000億円超え(2017年換算)したことが名称の由来です。

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さいはての地 「えりも岬」 / Facebook

33.5kmの短い区間工事に1927年(昭和2年)の着工から8年もの歳月を要しており、タコ部屋労働として過酷な労働を強いられた者も多く、20人以上の犠牲者を出す難工事の末に完成しています。

北海道開拓の常紋トンネルとタコ部屋労働、囚人道路


国道336号 広尾町音調津からえりも町庶野までの33.5kmを結ぶ通称「黄金道路」、その歴史について調べ、まとめたものです(2022/02/25 広尾町観光協会

襟裳(えりも)岬には昭和40年代に2,3回行きましたが、見渡す限りの水平線と急峻な海岸線、風が強く年平均風速がもっとも大きいことでも知られます。厳しい自然にさいはての地に来た感じがしました(^^)

11月12日に日高本線(鵡川駅-様似駅間)の廃止とバス転換を決定しました。近年は「やむを得ず」などの言葉を聞くことが多くなったように思います。リーダーから聞くと「責任逃れ」と思ってしまいます。先送りせずに「過疎化」「高齢化」「ビジョン」を議論しましょう。

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50年前の北海道 #65 観光・広尾 / STV どさんこ動画

ふるさと動画DVD」は、北海道150年事業として、北海道立図書館が所蔵する16ミリフィルムから115作品を選び DVDとしたものです。戦前の北千島の様子や1950年代の戦後開拓を記録したもの、1960年代の北海道の観光地などが撮影されており興味深いですね(^^)

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