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奇跡の物語「アレックス・レモネード・スタンド」

当時、アレックスちゃんはわずか4歳。1歳で小児がんになり、自分の命すらいつまで続くか分からない状況の中で、自分のため、そして、小児がんで苦しむ他の多くの子ども達のため、がん治療研究のための募金を募る「レモネード・スタンド」を、両親の反対を押し切って自宅の前で始めます。

Alex's Lemonade Stand / Alex's Lemonade Stand Foundation
Alex’s Lemonade Stand / Alex’s Lemonade Stand Foundation

4歳の女の子が始めたアレックス・レモネード・スタンドの存在は、近所の方々に口コミで知られ、支援の輪が広がって行きます。初日から1杯たった50セントのレモネードで、2,000ドルの売上げへ・・・。

いつもレモンを買いに行く近所のスーパー(A&Pです)は、レモネード・スタンドの背景を聞き、材料を寄付することを決めます。
死に直面し、大人でも絶望するほどの状況にありながら、青く澄んだ瞳を輝かせ「がん」と闘う小さな女の子の姿に、誰もが心を打たれたのです。

次第に、アレックスちゃんの存在は新聞、テレビでも取り上げられるようになり、お母さんが闘病生活の様子をホームページ上の日記につけてたこともあって、支援の輪は全米へ拡がりました。

しかし、2004年の8月、わずか8歳でアレックスちゃんは天国へと旅立ちます。現在アレックス・レモネード基金が集めた寄付金は約70億円、世界最大規模の小児がん研究への寄付団体の一つになっています。

Childhood Cancer- Alex's Lemonade Stand
Childhood Cancer- Alex’s Lemonade Stand(YouTube)

「NYの遊び方」のりばてぃ♪さんが、「一人の小さな女の子の行動が人々の共感を呼び、世の中を変えた奇跡のストーリー」として掲載しています。

CBSのレポーター、トレイシーさんのインタビューにアレックスちゃんは答えます。
Alex: “I raise money…”(寄付を募っているの・・・)
Tracy: “For what?”(何のために?)
Alex: “Cancer research.”(ガン研究)
Tracy: “Why is that important to you?”(何故、それがあなたにとって大切なの?)
Alex: “Because it’s helping people…”(だって、みんなを助けることだから・・・)

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