男女が、互いにその人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の形成に向け、男女共同参画社会基本法(平成11年6月23日法律第78号)の目的及び理解を深めるため、毎年6月23日〜6月29日の一週間を「男女共同参画週間」としています。
男女共同参画社会基本法ができて15年、私たちの日本社会は国際的にも経済的にも成長して来たのでしょうか?
- 日本は21位、IMD2014年世界競争力ランキング(Nobuyuki Kokai)
- 日本経済の競争力と長時間労働、労働生産性の低さ(Nobuyuki Kokai)
高度成長時代に確立させてしまった岩盤規制や過去の成功体験への固執、前例踏襲の悪習、イノベーションを阻む仕事のやり方などを是正して、日本の産業競争力を向上させるためには「個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会」の確立は最重要要件です。
リンカーンの演説「平穏な過去の時代の定説は、嵐のような現在には役立たない。この時代は困難に満ちている。我々はこの時代とともに立ち上がらねばならない」この言葉を聞いたのは、ケン・ロビンソン卿(TED Talks)です。素晴らしい言葉ですね(^^)
グラフ(指導的地位に占める女性の割合)では、衆議院議員、都道府県議会議員、知事をはじめとして、国家公務員や自治体職員、民間企業の役員/管理職、農業委員、自治会長などが極端に低いことが分かります。
2014年版の「男女共同参画白書」や「少子化社会対策白書」が公表されています。一読をお薦めします。
- 男女共同参画白書(概要版)平成26年版(内閣府)
- 2014年版 少子化社会対策白書(概要版)(内閣府)
- 2014年 TIME100 女性史上最多の41人選出(Nobuyuki Kokai)