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映画「バベルの学校」20カ国の子供たちのクラス

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国・・・。世界中から11歳から15歳の子どもたちがフランスにやって来ました。これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになります。

国籍も宗教も、フランスに来た理由も違う24人の子どもたちの中には、時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子もいます。

映画「バベルの学校」のシーン写真
映画「バベルの学校」のシーン写真 / pyramidefilms

ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていきます。先生はすべての子どもに公平です。

平等を維持するのは分かっていても難しいのです。しかし、それを実現しているのがセルヴォニ先生なのです。

製作したベルトゥチェリ監督は、「最近メディアでは、何か事件が起きるとすぐに移民を生け贄にして取り上げ報道します。

今回の映画は、そうした移民の問題が年中起きている訳ではないこと、そして、子供たちにしっかりと教育をすれば、きちんと社会のなかで生きていけるようになることも示しています」と語ります。

いま日本を含め世界中の課題でもある多文化共生、移民、異文化コミュニケーションなどに切り込んでいます。観てみたい映画です。

2015年1月31日 新宿武蔵野館・渋谷アップリンクにて劇場公開!全国順次ロードショー。

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