Kenneth Shinozuka(ケネス·篠塚: 15歳)さんは、アルツハイマー型認知症を発症した祖父の徘徊と介護する叔母の苦労を見て、祖父の安全と叔母を助ける方法を模索、ウェアラブルセンサーを開発した経緯と、高齢化社会のケアについて語っています。ウェアラブルセンサーで「Science in Action」(実用科学)賞を受賞して、Google Science Fair 2014のファイナリストとなっています。
篠塚さんは、患者がベッドを出たことをリアルタイムで検出できる、信頼性の高い低コストのウェアラブルセンサー技術を開発しました。
さらに患者の体重によって発生する無線センサー信号により、介護者のスマートフォンで音声アラートが起動するようにしました。
この超薄膜のウェアラブルセンサー方式は、シンプルで低コスト、介護者の負担軽減効果が大きいと思います(^^)
このプロジェクトでは、足の裏に装着していても違和感のない超薄膜センサーを開発。コインサイズのセンサー回路との通信には Bluetooth Low Energy を使用して、介護者のスマートフォンにアプリをインストールしてモニターとして使用します。
これらの主要コンポーネントを統合して 2種類のプロトタイプを作成し、6か月間の実地試験を実施しています。その結果「患者の安全を守り介護者のストレスを軽減する上で、十分な信頼性と利便性を確認することができた」としています。
- 高齢化社会に対応したウェアラブル センサー(プロジェクト概要) いまは削除されています。
- TED Speaker: Kenneth Shinozuka(Smart product inventor)
- Google Science Fair 2015(Website)