7月20日、シンガポール当局は政府の医療データベースがサイバー攻撃を受け、150万人分の情報が盗まれたと発表しました。リー・シェンロン首相の情報も盗まれており、シンガポール史上最悪の被害となっています。取得されたデータには、氏名、NRIC番号、住所、性別、人種、生年月日が含まれます。これらの患者のうち約16万人の外来患者用調剤薬に関する情報も流出しました。診断書などの医療記録は被害を受けていないということです。

Cyberattack on SingHealth IT system: What you need to know /
Channel NewsAsia

シンガポールのサイバーセキュリティー庁の調査では「意図的かつ計画的なサイバー攻撃であることを確認しています。気まぐれのハッカーや犯罪集団の仕事ではありません」と述べています。ガム・キムヨン保健相は記者会見で、「攻撃者は特にリー・シェンロン首相の個人情報と通院情報を繰り返し標的にした」と明らかにしました。

リー首相は「犯人が何を得たかったのかはわからない。政府が隠している国家秘密か、あるいは少なくとも私を困らせる何かだろう」とフェイスブック(Facebook)に投稿しています。

テロ集団に限らず、各国の諜報機関や産業スパイ、犯罪組織が先端技術や秘密情報を狙っています。日本のシステムは「セキュリティがあまい」「IT人材の不足」「一般国民のITスキルの低さ」を、たびたび指摘されています。日本は東京オリンピック・パラリンピックを控え、あらゆる情報システムがターゲットになってくるのは間違いありません。

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