Open Knowledge Foundation(OKF)は、政府保有データや多様なデータの生成・公開・利用を支援することで、データの活用を通じて人の行動やシステムの挙動が、より洗練され事実に基づいたものとなり、経済、人々の生活、民主主義、学術研究などの質が向上した社会を実現することを目的として、2004年イギリスで設立された団体です。
日本では、2013年6月24日に「世界最先端 IT 国家創造宣言」が閣議決定され、電子行政オープンデータの推進が決定されています。
内閣に「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)」が設置されたのが平成13年(2001年)「我が国が5年以内に世界最先端のIT国家となることを目指す」としていたのですが・・10年以上も経過!!!!。
今年4月10日に世界経済フォーラム(WEF)から2013年のIT競争力レポートが発表され、1位がフィンランド、2位がシンガポール、3位がスウェーデン、日本は昨年の18位から21位に後退しています。日本のIT競争力は相対的に悪化しており、インフラ価格(92位)と政府の利活用(27位)で特に悪化しています。
評価項目は、交通時刻表、政府予算、政府歳出、選挙結果、企業登記情報、全国地図、国家統計、法令、郵便番号、環境/汚染物質 の10項目。項目ごとにスコア化され、日本は合計で440点(27位)です。
- Open Knowledge Foundation(Website)
- Open Knowledge Foundation Japan(日本版 Website)
- OECDの国際成人力調査、20年前でも1位と思う(Nobuyuki Kokai)