2014年グローバル・ジェンダー・ギャップ・インデックス(世界男女間格差インデックス)では、北欧諸国が優位な地位を独占しています。フィリピンが上位10カ国に入り、日本がわずかな進展(105から104位)を示したものの、他のアジア諸国で上位50位に入ったのはモンゴルのみです。日本は先進国で最低です。
これまで9年間のレポート(世界男女格差報告書)では、世界の職場における女性の平等は、わずかな改善しか見られていません。
職場での男女格差が埋まるのは81年後であることを示唆しているそうです。
北欧諸国では昨年の上位4カ国‐アイスランド (1)、フィンランド (2)、ノルウェー (3) 、スウェーデン (4)に加え、デンマークが第8位から第5位にランクアップしています。
米国は、2013年の23位から上昇して第20位に入り、これは賃金格差を縮めるとともに、議会および政府閣僚級の役職を占める女性の数が改善した結果です。
BRICSグループの間では、南アフリカ(18)が最上位であり、政治参加の分野における高得点に支えられています。
その次は、ブラジルで第71位、続いてロシア(75)、中国(87)、およびインド(114)となっています。
- The Global Gender Gap Report 2014(WEF)
- The Global Gender Gap Report 2014(日本語リリース / pdf)
- 世界経済フォーラム(日本語Website)
マウスで国(country)をクリックすると、その国の経済、教育、政治、健康の4分野別のランクとスコアが見れます。2006年から2014年までの推移も分かり、2006年の1位はスウェーデン、日本は80位でした。
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- 男女格差指数2015 日本101位(Global Gender Gap Report 2015)(Nobuyuki Kokai)