リドリー・スコット監督の最新作エイリアン:コヴェナント(Alien: Covenant)には、マイケル・ファスベンダーが演じるアンドロイド「ウォルター」が登場します。
映画エイリアンには「アッシュ」、そしてプロメテウスの「デヴィッド」、スコット監督は宇宙船に必ず正体を伏せたアンドロイドを乗せています。
宇宙空間に宇宙船を送り込む巨大な惑星間企業にとって、多くの乗組員を監視する忠実な社員、その社員は人工知能(AI)のアンドロイドが最適だと言います。
同監督のアンドロイドたちはもともと、「2001年宇宙の旅」の「HAL 9000」から着想を得ているそうです。
動画(YouTube)では、3Dモデルでつくられた骨格、生命器官をモニタリングするタッチ画面、脳に挿入される特大のメモリと、アンドロイド「ウォルター」は不気味なほど「あり得る技術」でつくられている様子が解ります。
リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」という作品が挑むのは、人間のように行動するものを、人間がテクノロジーを使って生み出すべきなのかという問題提起でもあるそうです。
生理的に衝撃を受けるような恐ろしいエイリアンと、最先端の不気味なアンドロイド「ウォルター」、面白そうですね(^^)
- 映画「エイリアン:コヴェナント」(公式サイト)米国は2017年5月19日、日本は2017年9月公開予定
- Alien: Covenant (2017)(IMDb) Ratings: 6.4
- リドリー・スコットが語る「映画における人工知能の役回り」(Wired.jp)