全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は、9月8日に女子シングルス決勝が行われ、大会第20シードの大坂なおみ(20歳)は、第17シードで元世界1位の女王セレーナ・ウィリアムズを 6-2、6-4のストレートで破り、日本人として初めて4大大会(グランドスラム)を制覇しました。
大坂なおみ(Naomi Ōsaka,1997年10月 – )さんは、大阪市中央区出身の女子プロテニス選手。身長180cm。体重69kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。これまでにWTAツアーでシングルス2勝を挙げています。法的には日米二重国籍(2018年現在)ですが、「テニス選手としての国籍」は日本を選択しています。
表彰式では、セレーナさんを応援していた観客がアナウンサーにブーイングを浴びせ、大坂さんが泣き出す場面がありました。するとセレーナさんは、観客に対して若きチャンピオンへのリスペクトを呼びかけました。
大坂なおみさんは、気持ちの整理がつかない様子で「みなさん、彼女を応援していたでしょうし、こんな終わり方になってごめんなさい」と話すと、「セレーナと全米オープンの決勝で対戦するのがずっと夢でした」と言って、セレーナさんの方を向き、「あなたとプレーできたことに心から感謝します。ありがとう」と告げました。
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