ソニーが統合型の拡張現実感(AR)技術を開発しました。
仮想的な物体や付加情報をスマートフォン等のカメラで撮影した画面に表示させることができる「拡張現実感(以下、「AR」) 技術」において、2次元バーコード等のマーカーを必要とせず(マーカーレスAR)、物体自体を高速認識し、カメラの動きに付加情報を高速追従させ(高速・ピッタリAR)、現実の3D空間上に広がりをもって表示できる(3D空間AR)、統合型AR術「SmartAR(スマートAR)」を開発しました。
このSmartARは、従来から研究開発を進めてきた、写真やポスターなど一般的な物体を認識する「物体認識技術」と、「AIBO」や「QRIO」などのロボット開発で培ったソニー独自の「3D空間認識技術」を統合することにより実現しています。
さらに、スマートフォン等の画面上の仮想情報に直接触れることで情報を取得・操作できる、”SmartAR”ならではの直感的でシームレスなユーザーインターフェースも実現したそうです。
5月20日(金)~22日(日)まで、東京・銀座 ソニービルで「SmartAR」技術を体験できるイベントが開催されます。
- 統合型 拡張現実感 技術 “SmartAR”を開発(SONYリリース)
- ソニー、非マーカー方式の拡張現実技術「SmartAR」を開発(japan.internet.com)
- 拡張現実(AR)関連エントリ(Nobuyuki Kokai)