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Michel Amazonka Mongolia

世界から絶賛、モンゴル選手団のユニフォーム(パリ五輪)

世界中のメディアとSNSで取り上げられ、絶賛されるモンゴル選手団のパリ五輪ユニフォームです。世界の有名ファッションブランドを押しのけて、ユニフォーム衣装デザインで金メダルを獲得しています。デザインしたのは2013年にウランバートル出身の姉妹で設立されたファッションブランド、ミシェル・アマゾンカ(Michel&Amazonka)です。「モンゴルの伝統と文化の本質」を「現代の光」で表現したクチュールやプレタポルテ(高級既製服)を制作しています。

Michel Amazonka Mongolia
Michel & Amazonka Go Team Mongolia. / Michel & Amazonka(Facebook)

ミシェル・アマゾンカは、高級ファッションブランドを思わせる美しい写真や動画を通じてこのデザインを発表しました。女性選手のユニホームには、礼装用のイヤリングと刺繍入りのバッグが付属し、男性旗手はアーチェリー帽、ベルト、モンゴル伝統のブーツを着用します。

衣装のデザインには国の色の青、赤、白を取り入れて伝統的な模様や絵柄をあしらい、国旗に登場するシンボルのソヨンボ文字を配しています。パリを象徴するエッフェル塔と、オリンピックを象徴する聖火も描かれています。

精密な刺繍を施したベスト、プリーツ加工のローブ、伝統装束をモチーフにしたアクセサリー。モンゴル代表が開会式と閉会式で身に着ける衣装は先週発表されて以来、SNSでセンセーションを巻き起こしています。ファッションライターのライアン・イップ(Ryan Yip)さんが「オリンピック開幕前に勝利した」と語る動画は200万回以上再生されています。

ミシェル・アマゾンカのインスタグラムやFacebookでも、「これまでで最も美しいユニホーム」「こんなに精巧で美しいデザイン!」など、ユーザーからの絶賛の声が止まりません。

モンゴルは1964年以来、夏季の1回を除く全大会に出場してきました。陸地に囲まれた同国が金メダルを獲得したのは、北京2008年大会の柔道とボクシングのみです。7月26日に開幕する今年のパリ五輪には、30人以上の選手団を送り込み、自転車、射撃、レスリングなど9競技に出場します。

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