12月23日公開の映画アバター(Avatar)、ジェームズ・キャメロン監督が創り上げた新しい映像技術と表現技法。3D立体映画としても、どのような構成、映像、音楽、立体感を創造しているのか楽しみです。
仮想空間を生きるアバター「もうひとつの体。もうひとつの運命。」キャメロン監督は、どう捉えているのでしょう。キャッチコピーは「観るのではない。そこにいるのだ。」。これは、デジタル3D映像の魅力を謳ったものです。
12年間記録を保持していたキャメロンの「タイタニック」(1997年)を上回り、興行収入世界歴代1位の作品となりました。その後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)に抜かれるも、2021年に中国での再公開によって興行収入が上乗せされ、歴代1位を奪還しています。
- アバター(2009)(IMDb) Ratings: 7.9
第82回アカデミー賞において9部門にノミネートされましたが、期待されていた作品賞、監督賞などの主要部門はキャメロンの元妻でもあるキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』に敗れて受賞ならず。撮影賞、美術賞、視覚効果賞の3部門のみ受賞となっています。