外見と動作が「人間にきわめて近い」ロボットおける「不気味の谷現象」は知られていますが、電話(音声のみ)においても「不気味の谷現象」が話題になってきました。5月8日にGoogleデュープレックス(Google Duplex)を発表、気味が悪いほど人間っぽく話すAIが、Googleアシスタントを使用して、ユーザーに代わって予約をするものです。再生されたサンプル通話では、「うーん」とか「あー」の音声がうまく混じっていて、まったく人間としか思えないものでした。

The Google Assistant can help you get things done over the phone

相手が見えない通話のみの場合では、人間は電話相手をどのように認識するのか興味深い現象です。Googleデュープレックスでは音声品質やアクセントは極めて自然になりました。あとは会話における相手の反応や、感情、言い回しの不自然さなどで判別することになります(^^)

会話相手を知らない場合、明確にロボット(AI)と分かっている時はいいですが、音声品質、アクセント、感情、反応の仕方や言い回しなど、人間への類似度で「不気味さ」「不安」を感じる水準があるように思います。会話についての「不気味の谷現象」とも呼べるものだと思います。人間に近づくと「騙す」という倫理上の問題も生じます。

今回のアップデートで実演時から大きく変わったのは、AIエージェントがかけてきた電話だと明確に分かるようにした点です。レストランのスタッフに、この電話が自動音声サービスによるものであり、電話の内容が録音されると告げています。Googleアシスタントの製品デザイン担当副社長のニック・フォックスによると、5月の時点でGoogleは電話が AIによるものだと示す必要があると認識していたということです(YouTube)

今夏中には、Googleアシスタントのアプリ内のツールとして、ユーザーに代わってレストランや美容室に電話をかけ、予約を入れることができるようにする予定になっています。

Whether you’re booking a table at your neighborhood sushi joint or trying to schedule a last-minute haircut before your big event, sometimes you just need to pick up the phone to get something done. Here’s a look at a new feature we’re developing for the Google Assistant that uses advancements in AI to help you get things done over the phone.

カテゴリー: InnovationMedia

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