IPCCよる「1.5°C特別報告書」と脱炭素社会の周知へ

2018年12月、バンクシー(Banksy)が作品を残した場所は、世界最大級(英国最大)の製鉄所があるウェールズの工業団地ポート・タルボット(Port Talbot)にあるガレージの壁です。100年以上も続いてきた製鉄所を存続するかしないかで、大きく揺れた街です。グラフィティは大気汚染、環境問題をテーマにしています。

2018年10月に発表された IPCCよる「1.5ºC特別報告書」は、産業革命時と比べ「平均気温の上昇を1.5ºC以下に抑える」べきだと強く主張したものです。また、11月20日には世界気象機関(WMO)が「温室効果ガス年報」を発表し、大気中CO2の平均濃度は過去最高と報告しています。

CO2平均濃度は上昇を続けています。温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による8年間以上にわたる観測データを用いて、全大気中の月別の二酸化炭素平均濃度の速報値を公開(http://www.gosat.nies.go.jp/)しています。

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による地球観測 / GOSAT プロジェクト

Global News View(GNV)は、地球が危機的状況にあることを裏付けるような報告書の発表が相次ぎ、世界の経済・社会における大胆かつ大掛かりな改革が一刻も早く必要だというのは明確としています。しかしながら、気候危機を訴えるような報道は少なく、マスメディアが役割を十分果たせていないとしています。

環境省の下記資料は、IPCC「1.5℃特別報告書」の政策決定者向け要約(SPM)及び特別報告書本体を基本とし、他に既存文献・資料を参考情報として作成しています。なお、資料中では各情報の出典を明示しています。(PDF版: 6.8MB)

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