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ゼロデイ攻撃をテーマにしたムービー「ZERO-DAY」「Stuxnet」

2010年に発見された史上初のサイバー兵器とされるマルウェア「Stuxnet」をテーマにした面白いショートムービーがあります。また、米ドキュメンタリー映画「Zero Days」が制作されており、2016年7月に公開されています。

イランのウラン濃縮遠心分離機をターゲットにした「Stuxnet」は、ゼロデイ脆弱性を悪用してシーメンス製の工業機械などを制御するPLC(Programmable Logic Controller)を誤動作、停止させたとされます。

Stuxnet code / archive.org
Stuxnet code / archive.org

高度なマルウェア「Stuxnet」の登場は、現在の産業オートメーションや工場プラント、産業ロボットや、電気、水道、交通システムなどのインフラ分野の制御システムについてもサイバー攻撃(サイバーテロ)の対象に成りうることを示しています。

このショートムービー「ZERO-DAY」は、急速に進む自動車や住宅、ロボットを含めたIoT(モノのインターネット)などが進展するスマート社会の脅威を描いています。

制作したのは、米ウィスコンシン州アップルトンに在住のグラフィック・デザイナー Beeple(Mike Winkelmann)さんです。

ZERO-DAY from beeple on Vimeo.

米国とイスラエルが共同で製作したとされ、極めて巧妙かつ危険度が高く、史上初のサイバー兵器とされるマルウェア「Stuxnet」については、下記の記事に詳しく掲載されています。

2016年のドキュメンタリー映画「Zero Days」は、米国とイスラエルがイランの核施設の主要部分を破壊するために放ち、最終的には意図した標的を超えて拡散した自己複製型マルウェア「Suxnet」に焦点を当てています。

ゼロデイ脆弱性は、サイバーセキュリティの分野で最も危険かつ重要な課題のひとつです。この脆弱性は、ソフトウェアやハードウェアの開発者がまだ知らない状態で悪用されるため、対策が立てられる前に攻撃者が攻撃を仕掛けることができます。ライターの西村望美(Nozomi Nishimura)さんが分かりやすく解説しています。

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