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映画 ハーブ&ドロシー(Herb & Dorothy)

米国の美術コレクターといえば、ロックフェラーやグッゲンハイムなどの大富豪のイメージです。しかし、ハーブ&ドロシーのヴォーゲル夫妻は、もと郵便局員と図書館員です。小柄なご夫妻は、月々の給料の中から4,000点にもおよぶ現代アートを買い、1LDKのアパートで、質・量ともに圧倒的なコレクションを築いたのです。

ハーブ&ドロシー(Herb&Dorothy)
ハーブ&ドロシー(Herb&Dorothy)

アートを愛しアートと暮らす2人の姿を描く映画ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(原題: Herb and Dorothy)が公開されます。

監督の佐々木芽生(めぐみ)さん(48)はニューヨーク在住。つましい生活の中で買い集めた膨大なコレクションを、無償でアメリカ国立美術館ナショナルギャラリーに寄贈した夫妻に「現代のおとぎ話のような感動があった。」と言います。

ハーブ88歳、ドロシー75歳。映画では過去と現在を行き来しながら、アートとともにあった2人の暮らしが映し出されます。

いまでは、有名となったアーティストが、楽しく2人について語ります。お二人にとって人生の幸福、豊かさとは・・・・。

若い無名のアーティストを発掘、支援、芸術や文化がもっている「創造力」を大切にする、いい映画ですね(^^)

  • 映画「ハーブ&ドロシー」(日本語公式サイト)
  • Herb & Dorothy a film by Megumi Sasaki
  • 創造力は知識よりも重要です「芸術は(子ども達の)目を開く」(ニューヨークの遊び方)

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