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これからの電気自動車(EV)は電動スケートボードに

電気自動車(EV)は化石燃料を排除するだけではなく、自動車の製造プロセスやデザインの既成概念を変えることになるかも知れません。イスラエルの2013年創業スタートアップ企業 Ree Automotiveは、巨大な電動のスケートボードのような電気自動車(EVプラットフォーム)を開発しています。Fast Companyが2020年の最も革新的な企業の1つとして Reeを選びました。

Fast Company chose us as one of the Most Innovative Companies of 2020.And in this latest article, Fast Company talks all about “how wild and open the future of electric vehicle design will be. Everything from the wheels up can be reimagined.” / Ree Auto(Facebook)

電気自動車(EV)と人工知能(AI)の組合せは、デジタル時代の物流や配達、そして私たちのライフスタイルに合わせた移動手段を提供してくれます。このEVプラットフォームに載せるものは自由にデザインできます。レゴブロックのように(^^)

小さなモーターが車輪の中に配置(インホイールモーター)されているので、車は想像できるあらゆる形をとることができます。この平らな台座の上に、あらゆる種類の座席や収納スペースを構築できます。

日野自動車が2019年の東京モーターショーに出展したコンセプトモデル FlatFormer(フラットフォーマー) / Ree Auto

さる5月21日には、Ree Automotiveが日本のサスペンションおよび油圧機器メーカーのKYBと戦略的パートナーシップを結ぶことを発表しています。このEVプラットフォームは、スマートフォンのバッテリーパックの四隅にタイヤが付いているような見た目をしています。投資家から1億6,000万ドルの資金を調達、21年第4四半期にEVプラットフォームの実用化を目指しています。

「レゴブロックのようなもの」とダニエル・バレルCEOは言います。既存の自動車技術とはまったく違ったユニットとコンポーネントであるところがイノベーティブと述べています。このEVプラットフォームを用いることで、従来のEVより重量は33%削減され、スペースは67%広くとることが可能となり、コストは33%改善されるとしています。

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