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カナダに続き男女同数で組閣するコスタリカ

中央アメリカ南部のコスタリカ(Costa Rica)に38歳の若いカルロス・アルバラード(Carlos Alvarado Quesada)大統領が誕生します。今回のコスタリカ大統領選挙では同性結婚が争点の一つとなっていて、賛成しているアルバラード大統領の誕生で弾みがつきそうです。さらに、カナダのジャスティン・トルドー首相とのトップ会談では「男女同数で組閣」することを宣言しています。(動画参照)

Carlos Alvarado Quesada, Claudia Dobles Camargo / Facebook

5月に就任するアルバラード次期大統領ですが、4月13日にカナダのトルドー首相とスマートフォンで歓談、その模様を自身の Facebookに公開、話題になっています。46歳のトルドー首相は、冒頭から「ハロー、カルロス」「ジャスティンと呼んで下さい」など、ざっくばらんな様子が伝わってきます。

トルドー氏は2015年11月に、カナダ史上初めて男女同数の内閣を立ち上げ、理由として Because it’s 2015(もう2015年ですから)の流行語を生み出し、2016年1月にカタリスト(Catalyst)から特別表彰を受けています。

アルバラード次期大統領が「男女同数の内閣にしたい」と言うと、トルドー首相も、「コスタリカはラテンアメリカや西半球で常に人権分野での先例となってきました。ジェンダー・イコール内閣はそれをさらに押し拡げるものとなるでしょう」と歓迎しました。コスタリカは教育費の無料化など、社会福祉を充実させて、世界幸福度ランキングで13位です。カナダは7位、日本は54位です。

映画「コスタリカの奇跡」(2016年)では、軍隊を廃止し、その予算を社会福祉に充てて国民の幸福度を最大化する道を選んだことを取り上げています。面白そうなドキュメンタリー映画ですね(^^)

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