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大学の中間試験で「カンニング防止のかぶり物」が話題に

フィリピンのルソン島レガスピにあるビコル工科大学(Bicol University)で、大学生が自作の「カンニング防止帽」を被って試験を受けている画像が拡散され、世界中で話題となっています。10月の中間試験で機械工学科の教授が、試験中に他人の解答を見られないよう頭にかぶるものを持参するよう学生に要請したものです。シンプル、実用的なものからコスプレやハロウィンものなど、面白さが全開ですね(^^)

Anti cheating headgear / Mandane-Ortiz R Mary Jo y(Facebook)

学生たちは段ボールや卵の容器、リサイクル素材などを使い、さまざまな「カンニング防止装置」を作ってきました。当初は学生たちに紙を使った「シンプル」なものを作るよう呼びかけたということです。

カンニング防止帽のアイデアは、数年前にタイで実際に行われたものから着想を得たそうです。2013年に首都バンコクの国立カセサート大学で学生たちが両耳に紙を取り付け、カンニングをできない工夫をして話題となりました。

Anti-cheating Hats / Mandane-Ortiz R Mary Joy(Facebook)

機械工学のメアリー・ジョイ・マンデーン=オルティス(Mary Joy Mandane-Ortiz)教授は、学生たちに「誠実かつ正直」でいてもらうための、「楽しい方法」を探していたと説明したそうです。取り組みは「本当に効果的だった」と話しています(^^)

マンデーン=オルティス教授によると、技師を目指す工学科の学生たちは、教授の提案を大いにふくらませて創意工夫をこらした作品を作ってきたということです。中には、その辺にあった廃品を「たった5分」で組み合わせ、複雑な帽子を作った学生もいたということです。

Anti-cheating Hats / Mandane-Ortiz R Mary Joy(Facebook)

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