衝撃のラストシーンが公開当時、話題となったSF映画の金字塔「猿の惑星」。これまでに、猿の惑星(68年)、続・猿の惑星(70年)、新・猿の惑星(71年)、猿の惑星・征服(72年)、最後の猿の惑星(73年)と5本の映画が作られています。
- 猿の惑星(Wikipedia)
フランスの小説家ピエール・ブールの小説を原作としていますが、ストーリー展開と人間社会への辛辣な風刺をこめた作風は現在においても高く評価されており、また、その精巧な猿の特殊メイク技術は、当時のレベルからは飛び抜けたもので、この作品の影響によってアカデミー賞にメイクアップ部門が設立されています。
2001年にティム・バートン監督によって「PLANET OF THE APES 猿の惑星」としてリメイクされたのですが、第22回ゴールデンラズベリー賞において、最低リメイク賞・最低助演男優賞(チャールトン・ヘストン)・最低助演女優賞(エステラ・ウォーレン)を受賞してしまいました(^^)
待望の新作の邦題が「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」に決定。シリーズ1作目では、宇宙飛行士たちが、猿が人間を支配する惑星に不時着するところから物語が始まりましたが、本作では、どうして猿が知能を持ち、なぜ人間が滅びていったかという、そこに至るまでの過程が描かれていきます。「アバター」で確立したパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使したリアルな猿の表情も注目です。日本は2011年10月に全国公開予定です。
- 猿の惑星(公式サイト)
- 『猿の惑星』新作で猿に扮するのは、ゴラムやキングコングを演じたあの俳優!(IBTimes)