「眠れない」「津波の話を聞くのがつらい」-。避難所生活が長引く中、家族や自宅を失ったショックやストレスから体調不良を訴える被災者が増えています。
避難所では専門研修を受けた看護師が被災者の声に耳を傾けているようですが、子どもを含めて精神的ケアの重要度は、今後さらに高まりす。
- 看護師がストレス対応 釜石の日赤救護所(岩手日報社)
「津波が来て…車や逃げようとしていた人がのみ込まれていった…。その話を聞くのがつらい。」と被災者は言います。
メディアは配慮したいですね。
日本赤十字社がニュージーランド地震(2月22日発生)に派遣していた〝こころのケア〟チームが帰国しました。
日本赤十字社のこころのケアチームは、2月27日から約1カ月間、ニュージーランド地震の被災地クライストチャーチ市で日本人被災者やそのご家族をはじめ在留邦人の皆さまへのこころのケア活動を実施してきました。
日本赤十字社がこころのケアチームを海外に派遣したのは今回が初めてです。
- こころのケアチーム帰国 : ニュージーランド地震活動経験を〝大震災〟被災地につなげたい!(日本赤十字社プレスリリース)
- 日本赤十字・こころのケアチームから、クライストチャーチ在住日本人のみなさんへ(NAOKO:ニュージーランド生活/旅行情報)
- NZ地震追悼式 日本思いやる声も(NHKニュース)
日本赤十字社は、クライストチャーチ市で蓄積したこころのケアの経験を、石巻赤十字病院に開設したこころのケアセンター(3月15日開設)の活動などに反映させ、被災者を支援するそうです。
- こころのケア(兵庫県こころのケアセンター)