1990年当時のCompuServe(コンピューサーブ)の事業内容は、
1. ビジネスサービス(VANは業界3位)
2. パソコン通信サービス(CIS)世界最大
3. 自社ソフトウェア開発と販売
パソコン通信サービス(CIS)のコンピューサーブの契約会員数は625,000人(世界最大)でした。
サービス内容は1,500項目にもおよび、特に電子メールのサービスは充実していました。
テレックス、MCIメール、FAX、InfoPlex(企業内ネット)インターネット網(大学、研究所のネット)とのメールの送受、さらには電子メールから郵便にして配達できるサービスまでありました。
インターネットが普及するまでは、テキストベースで遅いスピードでしたが、企業向けサービスの多様化や、コミュニケーションサービスの確立に果たした役割は大きなものがあります。
私たち個人は、このパソコン通信を通して海外を含めて地域を超え、時間を超えたコミュニケーションと、多彩なサービスを受ける素晴らしいメディアを体験できるようになりました。
近未来メディアの三原則と言われた「デジタル」「インタラクティブ」「パーソナル」を実感した最初のメディアでした。
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