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イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの人生

映画「レオニー」が公開中です。先日観に行ってきました。聡明な一人の女性の生き方を、華美な演出を避け、自然と情感溢れる映像と音楽で、女性の生き方として涙が出てきました。
異国の地で、自立した女性、女、母親として、激動の時代に流されずに、「イサムの美しさを見る才能」を信じて生きたレオニーは、彫刻家「イサム・ノグチ」の人生や芸術の原点を感じさせます。

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映画「レオニー」

イサムの父親、野口米次郎(1875-1947・明治34年-昭和22年)71歳の墓は、神奈川県藤沢市本町・常光寺にあります。

この野口米次郎の墓は、イサム・ノグチが設計したそうです。

子どものイサムは父親の愛を知らず、芸術を通して探していたのかも知れません。

この映画を観て、過去にドウス昌代さんの「イサム・ノグチ(上・下)〜宿命の越境者」は読んでいましたが、再度読んでみたくなりました。

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Isamu Noguchi's father / Smithsonian Institution

以下は本の概略です。

彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)の生涯の最もプライベートな部分まで、FBI文書などの貴重な未発表資料を数多く用いて丹念に描き出す。その人生は物語の主人公のように波瀾万丈で、登場する人物も実に多彩である。

22歳のイサムを「助手」として迎えた彫刻家ブランクーシ、イサムの「パトロン」としてさまざまな援助を惜しまなかった陶芸家北大路魯山人。

山口淑子(李香蘭)との数年にわたる結婚生活をはじめ、その華麗な女性遍歴もつまびらかにされる。豊富な肖像写真によって、人々を引きつけてやまないイサムの魅力が生き生きと浮かび上がる。

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