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安倍政権の成長戦略、大胆な構造改革はできるのか?

6月5日安倍首相は、内外情勢調査会で講演し、国家戦略特区や市場創造、国際展開戦略などを柱とする成長戦略の第3弾を発表しました。この成長戦略は、来週12日(水)の産業競争力会議でセットされ、14日(金)に閣議決定される予定になっています。

新たな成長戦略について / 産業競争力会議資料
新たな成長戦略について / 産業競争力会議資料

海外株式市場や東京市場の反応は、安倍首相が言う規制改革こそ成長戦略の「一丁目一番地」や、「世界で一番企業が活躍しやすい国の実現」には遠く、旧来型の抽象的な内容と映ったようです。

ジャーナリストの冷泉彰彦さんは、「20年間衰退しっぱなしであって、その原因が「戦略のミス」であるならば、そろそろ復活してもいいだろう、少なくとも円安と株高を踏み台に実体経済を伸ばす戦略を、という期待があったのです。」と述べています。

2013年のIMD世界競争力ランキングは24位です。安倍政権は世界一を目指し「次元の違う」成長戦略を策定としていましたが、岩盤規制に切り込み大胆な規制改革ができるのか? 産業的なイノベーションを推進できるのか? 明解になっていないのではないでしょうか。

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