安倍晋三首相は4月29日、米議会の上下両院合同会議で演説、「希望の同盟へ」と題して英語で演説しました(動画)。
戦後の日本は先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。自らの行ないが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの思いは歴代首相とまったく変わらない」と表明しました。また、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備について「日米同盟はより一層堅固になる」と意義を強調しました。
最後に「米国が世界に与える最良の資産、それは、昔も、今も、将来も、希望であった、希望である、希望でなくてはなりません。
米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。
アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。希望の同盟――。一緒でなら、きっとできます」と結んでいます。
- 日米首脳会談(4/28 外務省)
- 米国連邦議会上下両院会議における安倍総理大臣演説「希望の同盟へ」(2015年4月29日 / 外務省)
- 安倍首相の米議会演説関連ニュース(Googleニュース検索)
安倍晋三内閣総理大臣は、4月26日から5月3日の日程で米国を公式訪問し、ボストン、ワシントンDC、サンフランシスコ及びロサンゼルスの各都市を訪問する予定です。米ホワイトハウスでの様子がサイトに掲載されています。
- Prime Minister Shinzo Abe of Japan: State Visit(whitehouse.gov)写真集アーカイブ
- The President and Prime Minister of Japan Hold a Joint Press Conference(whitehouse.gov)動画アーカイブ