怪談(かいだん、字音仮名遣: くわいだん、英: Kwaidan)は、小泉八雲が著した短編小説集です。1904年に英国と米国で出版されました。初版は2,000部で、好評を博し、その後も版を重ねています。1965年(昭和40年)公開の名作日本映画「怪談」は、短編集「怪談」に収録されている「雪女」「耳無芳一の話」と、小説「和解」(映画では「黒髪」)と「骨董」に収録されている「茶碗の中」の4つの怪談話を映画化したオムニバス作品です。
- 怪談 (小泉八雲)(Wikipedia)
- 怪談 (1965年の映画)(Wikipedia)
- Kwaidan (film)(en:Wikipedia)

公開当時の日本国内での興行成績は芳しくなかったのですが海外では高く評価され、1965年の第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、1965年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされています。
「黒髪」: 貧しい侍がお金のために最愛の妻と離婚して、良家の娘と再婚します。その結婚生活が悲惨なものになり、昔の妻のもとに戻りますが、彼女に不気味な何かがあることに気づきます。
「雪女」:吹雪の中で立ち往生した木こりが、女性の姿をした氷の精霊に出会います。精霊は誰にも話さないという条件で彼の命を助けます。10年後、彼はその約束を忘れてしまいます。
「耳なし芳一の話」:芳一は盲目の琵琶法師で、寺院で「平家物語」の「壇ノ浦の戦い」を琵琶で奏でて唄います。甲冑姿の男が現れ「死闘の叙事詩」を演奏するように命じます。しかし、この亡霊たちは彼の生命力を吸い取っており、寺の住職は平家の怨霊に取り憑かれた芳一の体全部に般若心経を書きつけて彼を守ろうとします。しかし、住職は何かを忘れていました。
「茶碗の中」:中川佐渡守の家臣の関内は、年始廻りの途中、茶店で水を飲もうと茶碗に水を汲み、顔を近づけるが、茶碗の水に見知らぬ男の顔が映っているのに気付きます。水を入れ替えたり茶碗を変えたりしても、同じ男の顔が映っています。

当初は松竹に企画が持ち込まれたが製作中止となり、その後配給権が東宝へ移り製作開始に至っています。1964年3月にクランクインし、7月には完成予定でしたが12月まで延び、制作費も1億円の予定が3億円まで膨れ上がります。しかし、興行収入は3億円には及ばず、これが原因で製作した「文芸プロダクションにんじんくらぶ」は倒産しています。
- 怪談 / Kaidan (1964)(IMDb) Ratings: 7.9
情熱大陸のナレーション・任天堂DSのCMでお馴染みのナレーター・窪田等が、名作小説をプロフェッショナルボイスで朗読します。小泉八雲の怪談からは下記の2話があります。