コンテンツへスキップ
Regalecus glesne

最大10mを超える深海魚リュウグウノツカイは、終末の魚とも呼ばれる

リュウグウノツカイ/竜宮の使い(Oarfish)」は、最大で10mを超える個体もあり、世界最長の条鰭魚です。その神秘的な姿から人魚伝説のモデルになったとも言われ、めったに姿を現さないことから「幻の深海魚」として知られています。世界各地で浜辺に打ち上げられると、不吉な出来事や地震などの自然災害の前兆とされる伝説があることから、「終末の魚」との呼び名がついています。

Regalecus glesne
Regalecus glesne, taxidermied, Naturhistorisches Museum, Wien, Austria / Wikipedia

不吉な出来事の前兆ともいわれる深海魚「リュウグウノツカイ」の死骸が米カリフォルニア州の海岸に打ち上げられているのが見つかりました。同州で発見されたのは100年間ではわずか22回です。

日本には、深海に生息するリュウグウノツカイが浅瀬に現れると地震や津波が起きるという言い伝えがあります。東日本大震災の前年の2010年には、十数匹が日本の沿岸部で発見されていました。

一説には地震に先立つ地殻変動でリュウグウノツカイが死に、地震発生の直前に海岸に打ち上げられるという説もあります。しかし、2019年の東海大学と静岡大学の研究グループによると、深海魚が海岸に打ち上げられたというニュース報道を精査し、リュウグウノツカイの目撃情報と日本の地震の発生に因果関係はないことが分かっています。

oarfish 20241126
Scripps Oceanography Ph.D. candidate Alison Laferriere spotted an oarfish washed up on Grandview Beach in Encinitas, Calif., this month. It was the third found in Southern California since August. Alison Laferriere/Scripps Institution of Oceanography

科学者によると、体長が最大で10mにも達し、オキアミなどの甲殻類を餌とするこの魚は、通常、負傷したり方向感覚を失ったりした際に海岸に打ち上げられます。

米カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所の海洋脊椎動物コレクションのマネージャー、ベン・フレイブル(Ben Frable,)氏は、「現在海岸に打ち上げられているリュウグウノツカイは、海洋環境の変化と沿岸におけるリュウグウノツカイの個体数増加に関係している可能性がある」と述べています。

「終末の魚」とも呼ばれるリュウグウノツカイを人が目にすることはめったになく、最大で900mの深海の生態系は、まだまだ解らないが多いようです。

YouTubeに「リュウグウノツカイ食べてみた!」という興味深い動画(2020年3月)がありました。

リュウグウノツカイは、2013年製作の日本映画になっています。開発工事の影響で漁業不振に陥っている田舎の小さな漁師町では、工事に対する抗議活動が漁師たちによって盛んに行われています。ある朝、日課である浜の水質調査を行う女子高校生グループたちの前に巨大な深海魚「リュウグウノツカイ」が現れます。

偶然のようで必然のような日々に得体の知れない不思議な衝動を感じた真姫は集団妊娠計画を思いつきます―。閉ざされた環境を打開するため、自らの手で未来を切り開こうと奮闘する少女たちの物語です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください