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UberアプリでWaymo自動運転タクシーを呼ぶことが可能に

10月26日、Uber(ウーバー・テクノロジーズ)の配車アプリからWaymoの完全自動運転タクシーが呼べるようになりました。WaymoとUberが5月23日に発表した配車と配達サービスにおける複数年契約の戦略的パートナーシップによるものですが、米アリゾナ州フェニックスで提供が開始され、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティンでも利用可能になる予定としています。

Autonomous rides are arriving on Uber with Waymo / Uber

UberアプリでWaymo自動運転タクシーを呼ぶ手順は、人間が運転する車を呼ぶ際と同様の手順で、目的地と呼びたい車の種類を設定します。Uberアプリの UberXや Uber Green(EVかハイブリッド)、Uber Comfort(新型)、Uber Comfort Electric(テスラなど高級EV)をリクエストしたユーザーは、Waymoの自動運転車両がマッチングされる可能性があります。

ルートの設定などが完了した後に、Waymo自動運転タクシーが利用可能な場合は通知が表示されます。無人自動運転車に乗りたい場合は通知内の「Accept ride」をタップします。これで人間の代わりに、Waymoの完全自動運転タクシーが目的地まで運んでくれます。AI自動運転技術のWaymoと、多彩なサービスを展開するUberの戦略的提携は、モビリティ革命の方向性を示唆しているように思います。

自動運転レベル4は「高度運転自動化」と呼ばれ、このAIによる自動運転技術を支えているのが高価とされるセンサーLIDAR(ライダー)です。AI自動運転の無人化や安全性は、機械学習による画像解析と推論/予測の能力や、フェールセーフ設計など、そしてLIDARやミリ波レーダー、カメラ、超音波センサーなどのセンサー類からのデータに依存しています。下記の動画では、LIDARを採用していないTeslaのオートパイロットとの設計思想の違いや安全性(事故率)の違いについて解説しています。

2012年5月7日に全米で初めてGoogleの自動運転車が公道での免許を取得しています。それから11年、予想されたとは言え「完全自動運転」への期待の大きさと開発競争の過熱もあって、重大な死亡事故や衝突事故の事例が相次ぎ、急速なAIの進歩や最新テクノロジーをもってしても実現させることの難しさを改めて認識させられます。

ただ、ヒューマンエラーを軽減する先進運転支援システムへの応用が進んだことも事実です。ようやく日本でも道路交通法の改正により、2023年4月1日に自動運転レベル4の公道走行が解禁されました。

Uberは自動運転の実用化と多彩なサービス展開に積極的です。6月にはデリバリー事業において米スタートアップのServe Roboticsと提携を拡大し、最大2,000台のロボットを配備する計画を発表しています。先ずはカリフォルニア州ロサンゼルスの200軒以上のレストランで利用が可能で、今後両社は全米の複数の都市でロボットの導入を拡大していく予定としています。

Uberの「10代のアカウント」を使用すると、保護者の監督下で「自分で乗り物をリクエスト」したり、「自分で食事を注文」したりする自由が得られます。さらに、安心のライブセーフティ機能があります。リアルタイム更新で乗車から降車までの追跡ができます。

自動運転タクシーの人身事故の影響で営業停止となったゼネラルモーターズ(GM)傘下のGMクルーズ(Cruise)。カリフォルニア州での有料運行の営業停止を経て、人員削減などの戦略変更を迫られています。(Wiredから 11/11追記)

人間の運転手がいない車に乗るのはためらいますか?


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